慶應義塾大学 SFC 野中葉研究会

概要

私たちは日本社会における「異文化理解」を超えたムスリムとノンムスリムの共生の在り方を模索して、2017年よりイスラームと日本社会をテーマに実践的に複数のプロジェクトを展開して活動しています。現実としてのイスラームにアプローチをします。

The Nonaka lab aims to empower society to live together despite any background. Many people in Japan are unaware of Muslims who are almost one-fourth of the world's population. Since 2017 we have been engaged in several projects approaching both Japanese society and Japanese/Foreigner Muslim society.

https://youtu.be/KukaObRNyUA

基本情報

教員>

野中葉 (Yo Nonaka)

<アクセス>

<履修生>

学部生15名

大学院生2名

<プロジェクト>

2023年秋学期

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活動の軸

<クルアーン49章13節>

これ、すべての人たちよ、我らはお前たちを男と女に分けて作り、お前たちを多くの種族に分ち、部族に分けた。これはみなお前たちをお互い同士、よく知り合うようにしてやりたいと思えばこそ。まこと、アッラーの御目から見て、お前らの中で一番貴いのは一番敬虔な人間。まことに、アッラーは全てを知り、あらゆることに通暁し給う。(井筒俊彦 解説)

49:13.m4a

共生とは・・・

歴史を紐解けば、様々な背景を持つ人同士が知り合って交わる中でこそ、文化は発展することが窺えます。しかし、そのような社会を目指すアプローチは「郷に入っては郷に従え」「ホスト社会とは切り離し、マイノリティの文化や価値観を”尊重”すべき」と二元論に陥りがちです。私たちは互いが互いを知り、歩み寄り、共に変化していくことで「中庸」を見出せるよう両者の懸け橋として活動を展開しています。

プロジェクト

活動中のプロジェクト

過去プロジェクト

活動記録

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